0809Vプレミア春野総合運動公園 春’s

岡山ファンのブログと春'sファンのブログを併記してみる。


まえがき
岡山
スタメン・若浦-高松-森-米村-岡野-山口-吉田(L)
ベンチ・野村・神田・川畑・村田・金森・小菅・堀田(L)
2戦目から金森選手をレシーバーにした敏速な対応。

久光
数字だけで見るとストレスたまっただろうなあ。
生観戦はそれなりに面白かったんですよ。バレーボールってリズムのスポーツなんやなあということを改めて感じられましたしね。

Springs vs Seaguls
0-3

ただでさえ新規メンバーが多くまとまりに欠けるのに、ブロックはもちろんレセプションまで崩壊してしまってはなあ。岡野選手フル出場のシーガルズにとっちゃ、勝つのは赤子の手を捻るがごとき作業だったんじゃないでしょうか。


第1セット
岡山
岡山シーガルズの優勝候補の久光にストレート勝ちは年に1度有るか無いかの会心の試合だったのではないでしょうか。1セット目序盤に森・若浦選手のスパイクがことごとく決っていた。それに対して、どういう訳かトムのスパイクミスがポロポロとあり乗り切れていなかった。所々で山口・米村選手もそつなくスパイクを決めていたので、久光としてブロックの的が絞れなかったと思う。それだけ岡野選手のトスが冴えていた事にもなる。後半久光に4連続得点を許すが、ほとんど問題なく25−18でセットを取る。

久光
第1セットは序盤ムック選手のジャンサ復活を喜んだのもつかの間、相手サーブに苦しみ点差をつけられる結果に。
6-11(ムック選手ブロック)から13-14(アン選手ブロック)までは追い付いたんですけどね、けっきょく勝ち越せず。
同じボールに何人もが固まり、ブロックフォローには誰も居ないという非効率的な場面が続きました。うむむ、舞子選手はやっぱりもう少し声を出さなきゃいかんでしょう。もしかすると狩野家の遺伝子なんかもしれませんが、真似するとこが違いますよ。


第2セット
岡山
久光の真鍋監督も本気印で2セット目から小山選手を投入。トムの対角に小山選手を入れ強力打線で前半リーッドされ6−10となったときはセットカウット1−3で負けを覚悟したが、河本監督は高松選手に替わってラッキーガールの新人の川畑選手を投入。そうすると、小山選手のサーブミス、反対に川畑選手はサービスエースなどあり不思議なことに流れがシーガルズに変わった。米村選手の3連続スパイク得点、1ブロックなどで、ついに、19−18と逆転。終盤森選手に替わって金森選手を投入して接戦をものにし25−23で取る。

久光
第2セット、カズ選手に代わりワンジョ選手in。
彼女自身はサーブを始め、なかなかの貢献っぷりだったんですが、ユウ選手の被キルブロック率がえらいことになり始め、それに伴いアタッカーがことごとく決まらなくなってきました。

なかでも舞子選手の動きが明らかに良くない。レセプション悪くセンターも(文字通り)使えない…レフト一辺倒にならざるを得ません。

たまらず#6→#19。これもどないかねえ。#12ミホ選手が死にリベロ状態でしたから仕方なかったんでしょうけど、やはり状況はさして改善せず。目に見えてムック選手の元気がなくなってきました。


第3セット
岡山
3セット目は久光の真鍋監督の必死さが伝わる、スタートから小山・先野・三上選手を起用。でも3セットに入って焦りからか久光のミスが出始め自滅の様相を呈する。それでも24−17のセットポイントからの3連続得点されたときは、あの男子の五輪最終予選のイタリア戦の悪夢が頭を過ぎった。しかし、それは杞憂に終わった。タイム明けに、なんと新人の川畑選手の得点で25−20で勝利した。実際、見ていないので詳しいことは分かりませんが新人の川畑選手は以前いた河野2世と思えるほどのキレのある時間差攻撃が得意で、たぶん、それを使ったのではと思う。

久光
第3セット、#3#6#17→#4#5#13の大幅交代。新メンバーにはムック選手、ベテランにはルカ選手ですか?ああいやいや。

サキさんの確実な横移動に惚れ惚れ。決定率こそあまり上がらなかったものの、チームに落ち着きが戻ってきました。
しかし、ここにきてリードを守れないルカ選手恒例モード発動です。カズ選手も相変わらずピリッとしません。だいたいシーガルズバレーにシーガルズバレーで対抗しても、相手の思うつぼに入るしかありませんやん。気持ちは分かりますけど、それじゃやっぱりなあ。

中盤になってムック選手in。

いやあ今度は元気元気、声出しまくり。それまでなんとか声を出してるのはワンジョ選手のみでしたからね、アップゾーンで思うことも多かったんでしょう。そしてなんといってもサキさんとの今季初コンビ。一発目はもちろんサキさんへの強引なまでのクイックでした。あはははは分かりやすっ!
サキさんとのコンビも正直微妙だったんですが、お互い先発タイプ同士ですからねえ。ちょっと一口には言えないかな(もちろん贔屓込みで)。

てなわけで健闘はしてみたものの失った流れは取り戻せず、ストレート負け。四国でのシーガルズ戦は相性わりいなあ。


総評
岡山
全体的にはシーガルズのブロックが9本とまだまだシーガルズらしさは出ていないが、あの久光がブロックが4本とは少なすぎる。それだけ、岡野選手がブロックを絞らせないトスワークだったのかもしれない。久光では平井選手が良く決めていたようです。なんせ、3セット全部出ていたのは、平井選手とトムとリベロの佐野選手だけ。でも、大村の姉御や狩野姉さんがいなかったので助かった感もする。感謝!感謝!

久光
ローガン選手も初めてのシーガルズ経験、かなりの衝撃やったんと違いますかね。来日した甲斐ありましたね。試合後はかなり(自分への)不満を露にしてはりました。ま、ここで終わる選手やないでしょうから、次行きましょう次。

つか試合中はもっと周りの選手がローガン選手と積極的にコミュニケーションを図ってほしいなあ。


と、まあこんな感じか。ツッコミどころはいろいろあるけど、並べるだけでなんか面白い。ちなみにシーガルズブログはライスコ、久光ブログはナマ観戦。異種格闘技戦